映画『ディパーテッド』のロケ地はここ!

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香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイクとして2006年に製作された『ディパーテッド』。

マーティン・スコセッシ監督のもと、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグなどの豪華俳優が出演し、アカデミー賞では作品賞、監督賞など4部門を受賞しました。

今回は、映画『ディパーテッド』のロケ地を13ヶ所紹介します。

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映画『ディパーテッド』の紹介

犯罪者一家に育ったビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、過去と決別するために警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。

警察になってすぐ、マフィアへの潜入捜査を命じられます。

一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)に目をかけられて育ったコリン(マット・デイモン)は、スパイとして警察に潜り込みます。

コステロに接近するビリーと警察内部の動きをコステロに知らせ続けるコリン。

やがて始まるマフィア、警察双方のスパイ探しの中で、様々な伏線が絡み合い、物語は予期せぬ結末を迎えます。


本作は、2002年製作の香港映画『インファナル・アフェア』の舞台をアメリカに移してリメイクされました。

1本の映画として楽しめるスリリングな内容かつ、原作のファンをニヤニヤさせるオマージュシーンが要所要所に登場するので、原作を観た人も観ていない人も楽しめる作品です。

2007年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞の4部門を受賞しました。

2006年製作/152分/アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグほか

映画『ディパーテッド』のロケ地13選

①【マサチューセッツ州会議事堂】コリンの住むアパートから見える金色のドーム

本作の舞台はマサチューセッツ州ボストン。

映画序盤に、SIU(特別捜査班)に配属になったコリンがアパートの内覧をするシーンがあります。

不動産会社の担当者と思われる男が「議事堂の眺めも最高」と説明し、金色のドームが特徴的な建物が映されます。

この建物は、ボストンに実際にあるマサチューセッツ州会議事堂です。

警察学校時代のコリンが公園のベンチから眺めるシーン、コリンとガールフレンドのマドリン(ベラ・ファーミガ)とのやり取りのシーン、そして衝撃のラストシーンと何度も登場するこの金色のドームは、本作を象徴すると言っても過言ではありません。

ちなみに、コリンが住む部屋は、トレモント・ストリート120番地にあるサフォーク大学ロースクールの建物にあり、実際に住める部屋ではないようです。

【所在地】24 Beacon St, Boston, MA 02133 アメリカ合衆国

②【赤レンガビル】クイーナン警部、ビリーが最期を遂げるビル

ビリーに呼び出されたクイーナン警部(マーティン・シーン)は、コリンの指示を受けた警察の内部調査部に尾行されます。

コリンがマフィア側にも連絡したことで、密会場所のビルに警察とマフィア双方が集まることに。

クイーナン警部が投げ出されて亡き者となったこのビルは、ボストンにあります。

ビリーがコリンを呼び出す映画のクライマックスシーンが撮られたのもこのビルですね。

【所在地】11 Farnsworth St, Boston, MA 02210 アメリカ合衆国

③【リンデマン・メンタル・ヘルス・センター】コリン、クイーナン、ディグナムが働く警察本部

序盤でコリンとビリーがそれぞれクイーナン警部、ディグナム上級巡査部長(マーク・ウォールバーグ)と面談するシーンや、クイーナン警部が尾行されるシーンなどで映される警察本部は、実際にボストンにある建物です。

「Lindemann Mental Health Center」という保健機関がある行政施設のようです。

映画ではカーブを描く外階段が印象的に映されていますね。

【所在地】25 Staniford St, Boston, MA 02114 アメリカ合衆国

④【ネポンセット・トレイル】ビリーがクイーナンとディグナムに怒りをぶつける高架下

マフィアへの潜入捜査でストレスを溜めたビリーがクイーナン警部とディグナム上級巡査部長に怒りをぶつけるシーンは、ボストンから南に8キロほど行ったところで撮られました。

揉める3人の上を電車が走るシーンから、鉄道の高架下であることが分かります。

【所在地】ネポンセット・トレイルとネポンセット・アンダーソン橋が交わる場所

⑤【パーク・ランチョネット】コリンが初めてコステロに出会う食料品店

ボストンが舞台の本作ですが、多くのシーンがニューヨークで撮られています。

冒頭、少年時代のコリンが初めてコステロに出会う食料品店も、ニューヨークのブルックリンにありました。

現在は「バーニーズ」というレストランになっていますが、建物は撮影当時のままのようです。

のちにビリーがプロビデンスの2人組をボコボコにするのもこの店です。

【所在地】332 Driggs Ave, Brooklyn, NY 11222 アメリカ合衆国

⑥【アイリッシュ・ヘイブン】ビリーがミスター・フレンチ、コステロと出会うバー

ビリーがクランベリージュースを注文するバーもブルックリンにあります。

ビリーはこのバーで従兄弟を通してコステロの右腕ミスター・フレンチ(レイ・ウィンストン)に接触し、コステロ一味に取り入っていくことになります。

「アイリッシュヘイブン」は実際にバーとして営業しているお店ですが、1人で飲んでいたら隣にコステロが座ってくるんじゃないかとドキドキしそうです。

【所在地】5721 4th Ave, Brooklyn, NY 11220 アメリカ合衆国

⑦【バルベッタ】コリンとマドリンがデートをするレストラン

警察で順調に出世していくコリンは、警察の精神科医であるマドリンと出会い、デートに誘います。

マンハッタンの中心地にあるこのレストランで2人は意気投合し、のちに恋人関係に。

映画ではフレンチレストランとして描かれていますが、実際はイタリアンのお店です。

【所在地】321 W 46th St, New York, NY 10036 アメリカ合衆国

⑧【タマークア・バー&マリン】コステロが神父と修道女をからかうレストラン

コステロが神父と修道女に絡むレストランは、ブルックリンの海岸沿いにあるバー。

コステロとビリーの仲が深まっていく様子が描かれます。

ところでこのシーン、「LOBSTER PALACE」と書かれたバンから店内を盗撮している男は誰なんでしょう?

【所在地】84 Ebony Ct, Brooklyn, NY 11229 アメリカ合衆国

⑨【フェルディナンドズ・フォカッチェリア】ビリーがマドリンとお茶をするレストラン

ビリーとマドリンの短いデート(?)シーンのロケ地もブルックリンにあります。

ビリーの背後に映るレンガの壁が特徴的なイタリアンのお店は120年以上の歴史があるそうですが、2025年に閉店してしまったとの情報も。

【所在地】151 Union St, Brooklyn, NY 11231 アメリカ合衆国

⑩【エヴィエーター・ゴルフ・センター】コリンがスパイ探しを命じられるゴルフ練習場

コステロのネズミ(スパイ)であるコリンは、皮肉にも警察内部のスパイ探しを命じられます。

エラービー(アレック・ボールドウィン)がバドワイザーを飲みながらスイングしているゴルフ練習場は、ブルックリンにあります。

【所在地】7015, 3200 Flatbush Ave, Brooklyn, NY 11234 アメリカ合衆国

⑪【シネマ・ビレッジ】コリンとコステロが密会する映画館

警察でマフィアのスパイを探すよう命じられる一方、コリンはマフィア内の警察のスパイ探しも始めます。

コリンとコステロが密会し、コステロの部下の情報が入った封筒を受け渡しする映画館は、マンハッタンにあります。

映画ではポルノ映画が上映されていますが、実際の映画館は60年以上の歴史がある一般の映画館です。

【所在地】22 E 12th St, New York, NY 10003 アメリカ合衆国

⑫【チャールズ・ストリート・クリーナーズ】【ラウルズ】コステロのアジト

映画中盤で両手を血だらけにしたコステロが現れるシーン。

入口に見張りを2人立たせたコステロのアジトは、建物の内外それぞれ別の場所で撮影されました。

建物の外は「チャールズ・ストリート・クリーナーズ」というボストンにあるクリーニング店。

店内は「ラウルズ」というフランス料理店で、ニューヨークにあります。

【所在地】17 Charles St, Boston, MA 02114 アメリカ合衆国

【所在地】180 Prince St, New York, NY 10012 アメリカ合衆国

⑬【グリーンウッド墓地】ビリーの葬儀が行われる墓地

作中2回出てくる葬儀のシーンは、ブルックリンにある墓地で撮られました。

ビリーの母親の葬儀と殉職したビリー本人の葬儀です。

母親の葬儀のシーンでは、コステロからの花輪に添えられたカードに「Heaven holds the faithful Departed.」と書かれており、映画のタイトルがここから取られていることが分かります。

【所在地】25th St, Brooklyn, NY 11232 アメリカ合衆国

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